そったく日記

三重県消防学校

水難救助指導者にとって大事な1週間

9月1日に、3日間の鳥羽海上保安部巡視船いすずの潜水士との合同潜水訓練を終えたばかりの水難救助指導者の皆さんが、本日(5日)と明日、9日に行われる水難救助指導者認定試験に向けた事前訓練を消防学校のプールで実施しています。



9日の試験に合格しなければ、来年度の水難救助課程を指導することはできませんので、指導者(候補)にとっては、とても重要な週となります。
教育の3原理として、「ほめながらやらせる」「できるまでやらせる」「指導者がそれだけのことを合わせてする」ことが言われています。
指導するには、同レベル以上のことが確実にできる技能が求められ、認定試験で確認することになります。
皆さんは、指導に情熱を持って、今まで十分な訓練を積み、確実な技能を習得されていますので、普通にやれば合格できると信じています。
今までの苦しい訓練で確実に技能は培われていますので、自信を持って、9日の試験に臨んで欲しいです。
一方、先週、救急車同乗研修を行っていた救急科学生たちは、本日、復校し、胸部外傷、解剖学の講義と四日市市消防本部救急救命士の指導による救急実技に臨みました。





ごまかさず、順序正しくやり続ける誠意と根気こそ学問の「こつ」と言われています。
学ぶことに近道はなく、専門的で分からないことが多いと思いますが、根気強く取組んで欲しいです。


今日の体力錬成は、救急車同乗研修で間が空きましたが、8月25日に引き続き、2回目の縄跳びを行い、それぞれ試行錯誤しながら取り組んでいました。



まだまだ、上手くなりそうな雰囲気もあり、チームワーク、体力の向上を図り、卒業までに、どこまで回数が伸びているか楽しみです。(K.A)
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