そったく日記

三重県消防学校

水難救助課程(第19期)修了

梅雨に入り天候が不安定な今週、水難救助課程教育が修了し、静かになったプールがさみしく感じる。

今年度も無事に水難救助課程(第19期)教育が終わりました。

入校した学生は、一段と黒く日焼けし、また、たくましい表情で各所属へ帰ったと思います。

不安と緊張でいっぱいであった課程初日(5月27日)が遠く昔に感じます。

第1週に基本訓練、第2週から応用訓練、総合訓練(海洋訓練・夜間訓練)を通して、学生19名は、指導者の熱い指導のおかげで、潜水救助に必要な基本泳力、リカバリー技術、検索技術が身に付きました。

また、厳しい訓練を乗り越えたことで、チームやバディとの信頼関係が強くなり、何より「折れない心」が大きくなったと感じます。

タイトなスケジュール管理、学生の指導などなど、指導者の皆さんも本当にお疲れ様でした。

海や川で起きる水難事故に対しての救助活動は、自然との闘いであり、水中での作業のため、圧力障害等少しのミスが大きな事故に繋がりやすく大変危険な業務です。

件数が少ない水難救助だからこそ、いざという時のため、この課程で学んだ技術そして「潜水魂」を磨き続けて、絶対に事故を起こさないよう安全管理を徹底して頑張ってください。

学生19名と指導者の今後の活躍を期待しています。

また、課程中、お世話になった鳥羽海上保安部、海洋訓練で支援をいただいた志摩広域消防の水難救助隊、宿泊で色々ご配慮いただいた鯨望荘の皆さん、本当にありがとうございました。

今後もご協力よろしくお願いします。

(S・S)

 

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