昨夜から消防学校周辺は雨。
鈴鹿山脈にはどんよりとした雲がたちこめる。
初任科は三重県防災航空隊へ出向しての訓練日。
朝から美しい2本の虹が消防学校を囲み、その心配をかき消してくれた。
快晴の青空のもと、三重県防災航空隊基地へ到着。
防災航空隊の隊長挨拶および隊員紹介が始まる。
ピリッとした緊張感が初任科生の表情から伝わる。
三重県防災ヘリの機内装備・資機材の特徴や、救助用資機材について
展示・解説をいただいたのち、基地からバスで移動し
雲出川左岸浄化センター敷地内でヘリをつかった救助訓練・誘導訓練を実施した。
EV救助訓練、レスキューストレッチャー救助訓練等による、
ヘリ誘導、要救助者、機内での見学など それぞれの役割の中で、
隊員の皆さんの活動をそばで見て感じることができた。
残り1か月となった初任科生たちではあるが、
プロフェッショナルな活動を肌身で感じ、それぞれに気づきが得られただろうと思う。
そして、心・技・体の能力の高さはもとより、
初任科生に対して、終始丁寧・親切に接してご指導いただいた隊員の方々の
人間力にプロフェッショナルを感じたことだろう。
本日の訓練に際しご準備・ご指導ただいた三重県防災航空隊の皆様に
感謝申し上げますとともに、ご協力いただいた関係機関の皆様に御礼申し上げます。
初任科教育も残り1か月近くとなりました。
学生・教官一同全力で頑張っていきますので、
今後ともご支援をよろしくお願いします!(三重512)