そったく日記

三重県消防学校

火災調査課程 第20期 修了式

2月26日(月)に開講した火災調査課程も修了式を迎えました。

最終日の3月8日(金)は、四日市市消防本部の甲田講師のもと、学生の皆さんが完成させた努力の結晶である「火災調査報告書」の報告会を終日行いました。
4つの調査班が発表を行い、模擬家屋燃焼実験の出火原因として導き出したのが、「石油ストーブからの出火orテーブルタップからのトラッキング」という結論でした。その後、正解発表として室内を撮影していた動画を上映し、「テーブルタップのトラッキング」により出火した状況を確認すると、学生の皆さんに笑顔と安堵の表情が見られました。火災調査班としての責務を果たした瞬間でした。

四日市消防支援隊


これをもって、本課程は全講義を終了しました。
2週間という短い期間のなかで、知識・技術の習得から火災調査報告書の完成まで、27名の火災調査官(学生)の皆様には大変なことばかりだったと思います。
ぜひ、この経験を活かして調査現場をリードしてください。

Complete investigation !

『やりきる調査』

 

2週間お疲れ様でした!!
(主担当教官K.I 副担当教官Y.A)

Fire Command Courth 11th

講師 津市消防本部

木造火災、一括りにはできない

講師 鈴鹿市消防本部

訓練は現場のように、指揮訓練も活動隊とともに

講師 四日市市消防本部

コントローラーとしても指揮訓練を

 

指揮課程第11期生19名は各講師からの教訓と強靭な横の繋がりを得て、自分の持ち場へと帰っていきました。講師の皆様、ありがとうございました。 NOLO

 

火災調査課程第20期 開講

本日から火災調査課程第20期教育が始まりました。

 

県内15消防本部から27名の学生が入校し、10日間の日程で実施します。

火災調査課程の目的は、火災調査担当者として、必要な法令及び調査技術等に関する専門的知識と技術を習得することで、1週目には火災調査に関する知識・技術の習得を行い、2週目には模擬家屋(6畳)にて発生した火災の原因調査を行い、火災調査報告書を完成することが到達目標となっています。

 

 

講師の方々から知識・技術の伝承、県内消防本部での火災原因調査に関する情報交換等もしていただきながら、実りある課程にしてほしいと思います。

 

主担当 K.I 副担当 Y.A

中級幹部科(第31期)教育修了

 2月14日(水)から始まった中級幹部科(第31期)教育も、2月22日(木)をもって、7日間のカリキュラムを無事修了いたしました。

 幹部職員として必要となる知識や技術を身に付けていただくため、様々な専門分野から講師をお招きして講義いただきました。

消防大学校 伊藤教授

指揮活動訓練

仙台白百合女子大学 山﨑講師

 最終日には、課題研究発表があり、リーダーシップ・部下指導についての内容を検討し、各班とも問題意識が高く、改善に向けての課題や検討結果を発表しました。

課題研究発表①

課題研究発表②

修了式

 改めて学生の皆様には自分の置かれている立場や組織人としての考え方を再認識していただき、今後の部下指導に役立てていただけることと思います。

三重県サッカー協会 樋口講師

 中級幹部科教育にご尽力いただきましたすべての講師の方々へ、改めて厚くお礼申し上げます。

主担当 H.H

中級幹部科第31期教育スタート

 2月14日から22日までの日程で県内12消防本部から20名の学生が集まり、

中級幹部科(第31期)教育がスタートしました。

    入校式後は、総代の指揮により消防慰霊碑に対し黙祷し、その後、中級幹部科のカリキュラムへと入っていきます。午前中は、学校長の講話があり、幹部としての心得を学びました。

 中級幹部科は7日間と短い期間ではありますが、人材育成、教育技法、危機管理、人事管理等幅広く、管理能力や指導力の習得に重点を置いた内容となっています。

   この7日間で、様々な分野の外部講師にご講義をいただき、普段は聞くことのできない、たくさんの貴重な経験をしていただきたいと思います。

主担当:H.H

警防科警防課程 第35期 修了式

消防の未来を背負う県内消防本部25名の精鋭たち・・・

 

【基本訓練(検索、かかえ、応急はしご)】

【小隊活動訓練】

 

【林野火災訓練】

【本課程実科訓練終了】

【修了式】

2週間の日課を終え、再び現場へと帰る。

 

これからが大事!

何をすべきで何が足りないのか

もっといい活動ができるはず

訓練って難しいな・・・でも、面白い。

と、感じてもらえたと思う。

 

みんなの活躍を期待する!

 

本課程にご指導賜りました講師の方々に心から感謝を申し上げます。

 

 

by N・Y「訓練に終わりなし。」