そったく日記

三重県消防学校

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

西日本豪雨における救助活動を学ぶ

晴れのち曇り。 初級幹部科も8日目。今日の午後は、倉敷市消防局から上西氏をお迎えして、危機管理の講義。昨年7月、複数の河川の決壊等により大きな被害となった倉敷市真備町での活動について、発災時の多数通報、浸水時のボートによる救助、退水後の建物…

小隊指揮訓練(初級幹部科)

快晴かつ暖かい。 初級幹部科では、幅広く知識や技術を習得してもらうため、座学と訓練をバランスよく行っているが、今日の午後は、小隊指揮の仕上げの訓練を行った。先週行った火災時の要救助者救助と同じ想定で、連携を円滑に、周囲の状況把握を的確になど…

中級幹部科最終日

晴れときどきくもり。 中級幹部科は、今日が最終日。7日間とおして、熱心に学んでくれた。今日は、午前の講義で、地方交付税の仕組みなどを学び、午後からは、厳しい財政状況の中での消防のあり方、職員の若年化の中での人材育成、リーダーとしての指導方法…

指揮本部活動と小隊長活動の訓練

はれ。昨日より気温が下がり風が強い。 中級幹部科は、午後から指揮活動の図上訓練。木造家屋及び高層マンションでの火災救助活動において、各小隊や本部と情報を連絡共有することで、指揮活動のポイントや手順などを訓練した。訓練回数を重ねるにつれて、状…

教育技法を学ぶ(中級、初級幹部科)

くもり。気温は高め。 今日の午前中は、昭和女子大学大学院の山﨑教授による教育技法の講義。中級及び初級幹部科の合同講義であり、県下消防職員への特別聴講とした。 教授からは指導や育成のポイントを丁寧に教えていただくとともに、私の意訳も入るが、「…

初級幹部科(第40期)はじまる

はれ。朝は冷え込んだが日中は暖かく感じる。 今日から2週間の予定で、初級幹部科が始まった。消防職員の教育訓練としては今年度最後の課程となる。初級幹部の皆さんは、確実に担当業務をこなし、上司を支えるとともに、5年先、10年先を見据えた消防のあ…

中級幹部科(第27期)はじまる

くもり。肌寒い。 昨日の14日から中級幹部科が始まった。今年度の幹部教育は、中級、初級の2科。高齢社会や災害の多発により消防への期待が高まる一方、消防行政は、厳しい財政状況での効果効率的な組織運営が求められており、中級、初級幹部職員は、実務を…

初任科55期生からの寄贈品届く

初任科55期生が卒業してから1カ月半が経ちました。昨日、初任科55期の役員達が寄贈品の掃除機を届けるため、消防学校に来てくれました。既に卒業時にホワイトボード(訓練時の振り返りや教官からの指導事項を記録するために使用)15枚を寄贈品として受け取…

菰野町消防本部の訓練

くもり空。雪や雨の心配はない。 昨日から菰野町消防本部が当校のAFT施設を使って訓練している。当校の施設は、消防職団員の訓練日程と調整して、県内の消防本部に利用していただいている。菰野町消防本部の利用は、例年この時期が多い。今日は、濃煙熱気…

予防査察課程(第8期)終了

晴れたが少し冷え込んでいる。 2週間にわたる予防査察課程が今日で終了した。本当にお疲れ様でした。 最後は事例研究。限られた体制や査察員の育成などの課題に対して、どう改善するかの仕組みの提案がされていてよい発表となった。 また、昨日は、違反防火…

救助科フォローアップ研修会(H30年度)

はれ時々くもり。風がなく、比較的暖かい。 今日は、救助科のフォローアップ研修会を開催した。目的は、救助技術の向上と各消防本部の連携強化。現在、主訓練塔と第一補助塔が補修中であるが、屋内訓練場やAFT棟などを使い、5つの班に分かれて、5つの想…

消防用設備実習(予防査察課程第8期)

風が穏やかな好天。 予防査察課程7日目は、事業者から消防用設備の仕組みや使用方法等についての講義。ご協力いただきました事業者の皆様には、心より感謝申し上げます。 まず、管理教育棟では、火災感知器・報知機などの説明を受けた後、消防学校設置の火…

救急救命士処置拡大講習、実技に入る

はれ。比較的暖かい。 救急救命士の処置拡大講習は今日から実技に入る。一日目は、「静脈路の確保と輸液」。ショック状態を観察・判断して、医師と連絡し、病院前の処置として行うというシナリオで何例も繰り返し訓練した。観察・判断の手順とともに、プロト…

警防課程修了式

晴れ。2週間の警防課程が修了した。25名は、総代、副総代、班長のリーダーシップのもと、チームワークよく、元気に取り組んでくれた。全員が終了を迎えられたことを心よりお喜び申し上げる。 私は、火災防ぎょ活動は、状況の変化が激しいことなどから難しい…