そったく日記

三重県消防学校

火災調査課程 第20期 修了式

2月26日(月)に開講した火災調査課程も修了式を迎えました。

最終日の3月8日(金)は、四日市市消防本部の甲田講師のもと、学生の皆さんが完成させた努力の結晶である「火災調査報告書」の報告会を終日行いました。
4つの調査班が発表を行い、模擬家屋燃焼実験の出火原因として導き出したのが、「石油ストーブからの出火orテーブルタップからのトラッキング」という結論でした。その後、正解発表として室内を撮影していた動画を上映し、「テーブルタップのトラッキング」により出火した状況を確認すると、学生の皆さんに笑顔と安堵の表情が見られました。火災調査班としての責務を果たした瞬間でした。

四日市消防支援隊


これをもって、本課程は全講義を終了しました。
2週間という短い期間のなかで、知識・技術の習得から火災調査報告書の完成まで、27名の火災調査官(学生)の皆様には大変なことばかりだったと思います。
ぜひ、この経験を活かして調査現場をリードしてください。

Complete investigation !

『やりきる調査』

 

2週間お疲れ様でした!!
(主担当教官K.I 副担当教官Y.A)