1月27日(月)に開講した火災調査課程も本日で修了となります。
最終日の7日(金)は、四日市市消防本部の森講師、松田講師のもと、昨日学生の皆さんが完成させた努力の結晶である「火災調査報告書」の報告会を終日行いました。
6つの調査班が発表を行い、模擬家屋燃焼(模擬火災)実験」の出火原因として導き出したのが、「たばこ」という結論でした。その後、正解発表として室内を撮影していた動画を上映し、「火の点いたたばこ」から出火した状況を確認すると、学生の皆さんに笑顔と安堵の表情が見られました。火災調査班としての責務を果たした瞬間でした。
最後は、「現場調査の進め方」として、森講師が現場で培われてきた知識・経験をお話しいただき、学生の皆さんはもとより、担当教官にとっても非常に有意義な時間となりました。
森講師をはじめ、本課程に携わっていただきました四日市市消防本部教育支援隊の皆様、本当にありがとうございました。
これを以って、本課程は全講義を終了しました。
2週間という短い期間のなかで、知識・技術の習得から火災調査報告書の完成まで、31名の火災調査官(学生)の皆様には大変なことばかりだったと思います。
ぜひ、この経験を活かして調査現場をリードしてください。
真実は現場にある! 2週間お疲れ様でした!!
(主担当教官T.K 副担当教官R.K)