そったく日記

三重県消防学校

巣立ち後の学び舎

本日もいつもと変わらず出勤しました。
ところが、そこにはいつもの活気にあふれた学校の雰囲気はありません。
それも当然のこと、昨日をもって8ヶ月間の長い研修を終え、初任科55期の76名が卒業したからです。
いつもは学生の挨拶や声で活気付いていた若葉寮も、昨日まで学生がいたのが嘘のような静けさです。
毎朝、学生に話をしていた大教室の教壇に改めて立ってみて、ここで76名と向かい合う機会ももうないのだと思うと、寂しい気持ちになってしまいました。


しかし、76名がここに来た目的は、消防士に必要な基礎知識や技術を身につけ、各市町で住民の役に立つためです。
彼らにとっては、今日からが本当のスタート!
市民に信頼される消防士となるべく、走り始めました。
私もいつまでも初任科55期76名と過ごした余韻に浸ってはいられません。
教え子たちも頑張っていることを励みに、次の専科(現任)教育に向け準備を進め、入校してくる職員方により良い教育を提供できるよう全力を注ぎます。
最後に初任科55期76名の今後の健闘を心より願っています。(Y・I)
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