そったく日記

三重県消防学校

もう2か月

初任科生が入校(4月7日)して、早や2か月(1/4)が過ぎました。
訓練はまだまだ続きますが、学科については、どんどん終わっています。
昨日が、振替休日であったため、復校日となった本日(7日)の午前中は、どんよりとした天気でしたが、幸い雨も降らず、屋外で訓練礼式が行われました。(午後からは少し雨も降りましたが講義のため影響なし)
盛夏服での最初の訓練となり、服装の点検から始まり、部隊訓練(通常点検)を繰り返し行いました。そして、今回は、手帳の取り扱い(点検)についても学びましました。


4月当時と比較すれば、学生の意識も大きく変わっていますが、冬から夏に制服が変わったことで、忘れ物があるなど、まだまだ不十分な点も多々あります。
訓練礼式については、服装は変わっても動作は同じなので、外見だけでなく、より機敏、軽快に行動できるようになって欲しいです。
梅雨に入り、これからは、雨や蒸し暑い日も多くなり、厳しい条件での訓練も増えますが、経験を通して習得したことは、一時的ではなく、自らの財産(貯蓄)になり、いざという時の自信ある行動につながるので、一生懸命、訓練に取組んでもらいたいです。
そして、訓練は、やりっ放しではなく振り返ることで、確実に身に付きます。
訓練後、訓練レポートが提出されていますが、義務感ではなく、知識定着のためという前向きな意識で、まとめてもらいたいです。

また、今週から2回目の研修日誌の確認が始まりました。毎日をきちんと振り返っている学生もいれば、徐々に、雑(内容も文字も)になっている学生もいます。研修日誌は、これから消防人生を歩んでいく上で、初心を思い起こすことのできる貴重な財産になると思うので、しっかりと書いて欲しいです。



振り返り(反省)は、「冷静に、理性的に、省みること」であり、感情的な側面の強い「後悔」などとは異なり、「経験」から「智恵」をつかむための合理的な方法ともいわれます。
やることは沢山あり、振り返りも大変だとは思いますが、時間はどんどん過ぎていくので、1日1日を大切に、充実した消防学校生活を送って欲しいです。(K.A)
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