そったく日記

三重県消防学校

救助活動の拠り所

 昨日からの雨が降り続いている。少し肌寒い。
 救助課程は、現場活動のための理論を学び、訓練を積むことが大きな目的。講義と訓練は、学校教官によるほか、消防本部からも来ていただいている。
 木曜日の講義は、本部講師による建物崩壊現場での救助活動であったが、その説明とともに、『体力は技術や戦術の礎である。体力を土台として、技術の幅や質が充実し、戦術の選択肢も広がるので、体力強化は重要』という話をしていただいた。
 要救助者に戦術や技術を駆使した現場活動を行う前提には、それに備える訓練があり、訓練に耐えうる体力がある。28期の目標「原点回帰」の具体を示唆するものであり、こうした話を聞けることも研修の意義と思う。
 救助課程は、残り3週。残りの基本訓練と応用訓練では、28期のチームワークを発揮して取り組んでほしい。(M.S)
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