そったく日記

三重県消防学校

テーマは「原点回帰」 救助課程第28期

 9月10日から平成30年度救助課程第28期教育がスタートしました。
 三重県内14消防本部から総員30名の救助科生が入校し、テーマは「原点回帰」、「おごりなく、心熱く、諦めず、無尽蔵の体力、タフな心、知識と技術を備えた隊員を目指す!!」としています。
 早速1日目から教官による座学が始まり、2日目には津市消防本部所属の澤講師から「酸素欠乏」の授業等、3日目は終日、タフジャパンの鎌田講師による「体力管理」、4日目は志摩広域消防組合所属の北井講師による「災害事例」と午後から実科訓練が始まり、金曜日は郊外研修として、午前が三重県防災航空隊、午後から伊勢鉄道株式会社の協力により鉄道救助を実施しました。
 今年度の救助課程は、県内消防本部管内に必ず鉄道が走っていることから、伊勢鉄道株式会社のご協力を得て、鉄道救助についての講義及び実車両を利用させていただき訓練しました。多くのことを「気づき」、経験できたのではないでしょうか。
 伊勢鉄道の皆様のおかげで安全を確保していただき、充実した訓練を実施できました。感謝申し上げます。



 さて、最後に三重県防災航空隊の中村隊長が「最前線で活動する消防は、日本の救助機関の中でも崇高な仕事である。」と力強いお言葉を救助科生にいただきました。この仕事が好きな私は、「唯一、日本の救助機関の中で、人を救う資器材しか持たず、人を救うことしか教育されない仕事だから、崇高だ。」と思っています。


 どうか救助科生の皆さん、三連休しっかり休養して、来週から本格的訓練を全力でやりましょう!!待ってます。(D.Y)

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