そったく日記

三重県消防学校

3度目の台風対策

本日(20日)の午後、台風16号三重県に最接近し、大雨と強風になる予報が出ていたため、朝から今年、3回目となる屋内訓練場シャッター対策(詳しくは8月29日のブログ)を行いました。
(午前中に、県南部には暴風警報、県内には大雨警報が発令、台風は16時ごろ津市付近へ)



課程が始まったばかりで、座学も沢山残っている時は、座学と屋外訓練とのスケジュールの組換えも比較的容易ですが、後半、訓練が集中している時期に荒天になると、日課の実施に大変苦労します。(昨年は、初任科の消防活動総合訓練と査閲訓練が9月に集中し、座学もほぼ終了していたことから、荒天対応には苦労しましたが、今年は、台風シーズン中は救急科となっており、天候によるリスクは少し低くなっています)
今回の台風に関しては、幸い、朝の内は小雨で、交通機関も平常運転されており、全員が支障なく復校でき、また、本日、救急科は、事例研究(講師:松阪地区広域消防組合消防本部)と心肺蘇生法実技(講師:鈴鹿市消防本部5名)の屋内での日課であり、救助科も災害救助対策(講師:名古屋消防技術センター)の講義と屋内訓練場での教官による資器材取扱訓練であったため、日課を変えることなく実施できました。






一方で、風雨激しい中、消防学校にお越し頂いた外部講師や台風対応に追われる中、職員を派遣頂いた関係消防本部の皆様に感謝申し上げます。
(川のような放水訓練場:どれだけ頑張って放水訓練してもここまでは・・・)

もう少しで、台風シーズンも終わり、訓練実施にとって、絶好の季節になります。
未来は今日にあるともと言われます。学生の皆さんは、今日1日を大切に、日課をこなすという姿勢ではなく、夢と希望を持って、頑張って欲しいです。(K.A)
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