そったく日記

三重県消防学校

台風対策

今日(29日)から金曜日まで、救急車同乗研修が行われ、救急科の学生たちは、各所属に出勤しています。
救急車同乗研修の初日は、非常に強い台風10号が太平洋上を北上し、県内では午後から、その影響で大雨も予想されており、研修早々に、緊迫した職場を体験することになると思います。
この台風は、南下した後、Uターンして北上するという非常に複雑な動きをしており、上陸予想地点も、どんどん、北の方に変更され、三重県への接近は無くなりました。
台風の接近が予想される東日本の皆さんには厳重な警戒をして頂きたいと思います。
先週末の段階では、三重県への接近も心配されたため、屋内訓練場のシャッターを屋内外から消防車4台で固定する対策をしました。



シャッターを損傷することなくしっかりと固定するのは、なかなかの技術だと思います。
さすが、日頃から消防車を使いこなしている消防教官です。
この高度な固定は、台風の接近はないものの消防訓練の予定もないので、台風が過ぎ去るまで維持します。

こうした台風の影響が心配される日ですが、プールでは、四日市市消防本部の職員さんが訓練を実施(31日まで)され、午後からは、各消防本部の訓練研修企画担当者にお越しいただき、来年度に向けた打ち合わせ会議を行います。
この会議を皮切りに、消防学校では、来年度に向けた取組も本格化させていきます。(K.A)
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