そったく日記

三重県消防学校

救助科の訓練本格化

12日から始まった救助科も1/3が過ぎ、残すところ、3週間(実質14日)となり、今週からは訓練が本格化します。(教室での日課は、事例研究と発表の5時間のみ)
29日までは、テーマごとの救助訓練(本日は、梯子水平救助一法・二法)が行われ、30日からは、各消防本部の協力を得て、応用総合訓練を実施します。






29日までは、個々の技能向上に努め、応用総合訓練では、習得した知識や技術を駆使して訓練に臨み、より高度な技術、判断力、応用力をつけて欲しいです。
知識は、体験の上に生かされて、本物になりますので、知っているだけでできる気にならず体験(訓練)を大事にして欲しいと思います。
学生から、伊勢志摩サミットの応援に来て頂いていた他県の消防救助隊員が、「オレンジは世界共通*、オレンジが現場に来たら要救助者は安心する」と発言をしていたとの紹介がありましたが、救助のプロとして、オレンジの責任を果たすためには、厳しい自覚と自己練磨は必須です。(*全ての国がオレンジとは言い切れませんが、オレンジが主流であることは間違いありません)
これからは、終日の訓練となり、また、週後半には雨の予報も出ています。
こうした厳しい状況の中、「絶対安全は、絶対に無い」という意識で、気を緩めることなく、助け合って、訓練を乗り越えて下さい。
乗り越えた先の皆さんの姿が楽しみです。(K.A)



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