昨日（28日）開催されました伊賀市消防庁舎竣工式に出席してきました。
（今年、三重県内においては、２月に伊勢市消防庁舎の完成式、８月に志摩広域消防組合消防庁舎の竣工式が行われています。）
現在の伊賀市消防庁舎(消防本部と中消防署）は、昭和56年10月に建築され、老朽化も進んでいるため、このたび新築移転されることになりました。
本格的な引っ越しは、周辺道路や庁舎内備品等の整備が終わる11月になるとのことですが、新庁舎の竣工式が先だって開催されました。
この新庁舎は、最新の設備を備えた防災・災害拠点として、今後、地域の防災対策、消防力の充実強化に寄与することになります。合わせて、新築移転することにより、渋滞（現庁舎は、観光地である上野公園に近く渋滞が頻繁に起こる）や女性職員の増加への対応も図られることになりました。
この日は、テープカットから始まり、式典（市長、市議会議長、来賓等のあいさつ、感謝状贈呈等）、内覧会及び救助訓練の展示が行われました。
新庁舎は、免震構造や自家発電の採用等の防災対策に加え、オール電化、太陽光発電、LED照明等環境にも配慮した建築になっています。
最新の機能を備えたきれいな事務所で、職員の皆さんの士気も高まることと思います。
訓練展示では、現在、消防学校の救助科でも実施しているロープ渡河、はしごクレーン救助、梯子水平救助が行われ、職員の皆さんは機敏に訓練を実施していました。
伊賀市の職員の皆さんには、新しい訓練施設で大いに技能を磨いて頂きたいと思います。
また、業務と並行しての引っ越し作業となり大変とは思いますが、円滑に庁舎移行を進めて頂きたいと思います。（K.A）
