そったく日記

三重県消防学校

救急過程1か月経過

 晴れ。朝晩は涼しいが、日中は気温が上がり暑さを感じる。
 学生は4月から主に警防活動に関する知識、技術を学んできたが、8月中旬から、救急活動のそれに替わり、ほぼ1カ月が過ぎた。これまで、学校での実習や所属での研修で、機器の取り扱い、救急の手技など多くを身に付けた。
 救急課程は、残すところ4週間。県内でも救急出動は、件数が増える傾向にある。また多様化するとともに、課題も多い。
 ある講義で、学生に「どのような救急隊員になりたいか?」を問うたところ、
・落ち着いた判断、丁寧な対応ができる救急隊員になっていきたい
・傷病者の気持ちに寄り添い救命処置を行う救命士になりたい
・子供から高齢者、男性、女性等、臨機応変にその人にあった対応ができる救急隊員
・傷病者の早期搬送や苦痛の軽減、現場で行える最大の処置を行うための知識を身に付ける
など皆がなりたい姿を描いていた。この過程も残りわずか。現場で適切に対応できるよう、悔いのないよう学んでもらいたい。(M.S)
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