初任科生は、2班にわかれ各日小学生消防学校1日体験(住民指導訓練)と
救助機器取扱訓練(終日)を行った。
94時間にわたる救助機器取扱訓練も、効果測定を残し最終日である。
付与された指令に基づき、実際の現場を想定した想定訓練を行った。
これまでの実科訓練・課外訓練で行ってきた技能・技術を駆使し、
班員で大きく声をかけあい、要救助者を助けるため最善の方法を各班で判断し
救助活動を行った。
訓練終了後、各救助教官からの訓示があり、4か月の成長を振り返るとともに
各教官それぞれの経験を踏まえ、消防人としての意識の持ち方など初任科生への
激励が送られた。
最後に主担当教官から、56期に熱いメッセージを送っていただいた。
「要救助者の命を救うだけではない。1秒でも早く救出し、
要救助者の人生も救える隊員になってほしい。」
初任科生たちにも主担当教官の熱い思いが伝わっただろう。
消防学校での訓練も残り4か月となった。
日々たゆまぬ努力をして成長していってほしい。
頑張れ初任科生! (三重512)