そったく日記

三重県消防学校

令和5年度 三重県消防学校救助技術指導会~初任科~

令和5年8月18日

三重県消防学校救助技術指導会を実施しました。

 

この訓練の目的は、4月から行ってきた救助機器取扱訓練の成果を発表することです。

選手宣誓 松阪地区広域消防組合消防本部 大戸消防士

第一種目 応急はしご救助

応急はしご救助は火災現場での基本的な救助方法で、高所にいる要救助者を架梯したはしごとロープを使用して救助する方法です。

初任科生には要救助者に対しての声掛け、安全・確実な行動が求められます。

 

第二種目 渡過リレー

セーラー渡過、モンキー渡過、チロリアン渡過の3種類の渡過でリレーを実施しました。各班共に全力でロープを渡り、応援しながら訓練できていました。

 

第三種目 障害突破

通常の障害突破訓練とは違い、初任科バージョンで行いました。

高塀(3M)を協力して越え、訓練塔階段を登り、指定された渡過方法でロープを渡り、訓練塔階段を降り、空気呼吸器操法に則って空気呼吸器を着装、煙道と呼ばれる狭い通路を通り、ゴールまで走るという競技です。

この訓練は日頃の訓練の成果を発表することはもとより、仲間で協力するということが最大の目的です。一人ではできないことでも、仲間と協力することでできることは多くあります。常に仲間を思いやれる消防士になってもらいたいと思います。

総合成績 3位 8班

総合成績 準優勝 7班

総合成績 優勝 1班

初任科教育前半が終了し、救急課程に入ります。

4月10日に入校してから約4カ月が経ちました。

救急課程では救急隊員になるために必要な知識・技術を学びますが、人は忘れる生き物です。

救急課程の勉強だけしていると、4カ月かけて頑張って学んできたことを忘れることになる。忘れないように初任科で学んだ知識・技術の復習も必ず行うように。

「訓練に終わりなし」

 

初任科残り37日

初任科主担当 Y.A