そったく日記

三重県消防学校

初任科第60期 救助・機器取扱訓練 終了!!

 4月から始まった、初任科第60期 救助・機器取扱訓練94時間が終了しました。

 【服装・姿勢・士気を確認する救助員点検】

身だしなみは、要救助者へ安心を与え、要救助者から信頼を得る第1歩!

【結索】

【要救助者搬送訓練】

要救助者搬送訓練では、救助者だけでなく要救助者となり運ばれることの辛さ・痛さを体験しました。

【登はん・渡過・降下】

消防職員である以上、7m登れる・20m渡れる体力を常に身に付ける必要があります。
日々の積み重ねが大事!

【交通救助】

【災害救助資器材】

使う頻度が少ない資器材だからこそ、いつでも使えるようにしておく。

それがプロ!

【応急はしご・検索救助】

【想定訓練】

想定訓練では、あらかじめ訓練内容を提示して訓練を開始しました。それでも1回目はノーレスキュー。2回目は、しっかり班で話し合い訓練に臨んだ結果、要救助者を救出することができました。

その違いは何か?

それは、訓練に対する適切な準備です。消防は準備が全て!

いつ・どこで・どのような災害が起こるかは、誰にもわかりません。いかなる災害にも対応できる準備をする大切さを学びました。

【効果測定】

初任科60期生へ

効果測定合格がゴールではない。効果測定は、今の立ち位置を示すもの。大事なことは、今の実力を素直に受け止め、謙虚な気持ちで訓練に励むことである。

人を助けたい・命を救いたいと思い、消防を目指した者はたくさんいると思うが、人が人を助けること・人が人の命を救うことは、簡単なことではない。

簡単ではないことを達成するには、日々自分に厳しく、小さなことを積み重ねることができる人間でなければならない。

これから、救急課程が始まるが、この救助・機器取扱訓練で学んだことを忘れることなく、さらに技術の向上を目指し訓練に励め!!

「凡事徹底」

主担当 H・M