そったく日記

三重県消防学校

初任科第60期 消防活動訓練 最終日(効果測定)

 4月13日から始まった約4か月間の消防活動訓練も8月4日の効果測定をもって、終了しました。学生64名は即戦力の警防隊員を目指し、消防活動の基本となる防火衣着装、ホースの搬送・延長・巻取り、基本注水姿勢、車両点検要領、車両誘導要領や火災建物への1、2階進入要領等を学んできました。

 消防活動の基本とは、火災の消火・延焼防止活動による被害の軽減と人命救助活動による生命、身体の火災からの保護を目的に行っております。最終日の効果測定では、防火衣着装・ホース1人2本延長・2階進入要領の3種目を実施、学生たちは緊張感のある雰囲気の中で、今まで頑張ってきた訓練の成果をMAX(全力)で出し切っていました。

防火衣着装①

防火衣着装②

ホース延長①

ホース延長②

ホース延長③

2階進入①

2階進入②

2階進入③

2階進入④

2階進入⑤

 消防活動訓練は常に防火衣を着装し、特に夏場は肉体的にも精神的にも苦しい訓練であったと思いますが、それを乗り越えさらに強くならなければ即戦力の警防隊員になることはできません。
 消防学校では、10月中旬から初任科教育を再開し、消防活動訓練も総合訓練として、より実践的な訓練を中心に行っていきます。
 救急課程中は、4か月間で学んだ知識や技術を維持できるように自主訓練に励み、更なる成長のために努力していって欲しい。

防火衣ランニング① 

防火衣ランニング②

防火衣ランニング③ 

 これからは何事も自分達で、

 「スイッチ・オン!!」

消防活動訓練 主担当 H.H