そったく日記

三重県消防学校

救助オープンカレッジ開催される(消防学校主催オープンカレッジ−古米校長奮闘記)


鈴鹿市石薬師町にある三重県消防学校では、本日、三重県消防長会と共催で第18回救助オープンカレッジが開催されました。訓練参加者及び見学者をあわせて80名余が参加しました。

 本日の訓練は、高所救助(主訓練塔東面)、低所救助(主訓練塔4階西面)、低所救助(主訓練塔南立て坑施設)、交通救助(放水訓練場)、火災救助(AFT棟南面)5つの想定で5つの班でチームを構成し、交替して、全員がすべての想定に携わる訓練です。

皆、与えられた想定に対して、用い得る資器材や技法、要救助者の優先順位をどう選択するか、決断したのちは、最大限に個々の能力やチームワーク力を発揮し、しっかりと工夫され、技術に裏付けされた救助技法で、声もよく出て連携が図られていました。随所で光るものが感じられ、感銘を覚えました。

救助に携わる消防士は、今後とも、人命を預かる救助隊員として、今後とも、より安全でより迅速な、より良い救助方法を模索し、何事にも、妥協しないでとことん追求する姿勢をもつこと、すなわち、「こだわり」をもって消防活動に励んで、地域住民の生命、財産を守る崇高な消防の使命を果たすため、消防人としての意欲と気概をもって、さらに精進に励んでください。(HM)