そったく日記

三重県消防学校

救急の日

消防学校では、救急科が行われていますが、今日9月9日は救急の日です。

救急の日は、「9(きゅう)9(きゅう)」の語呂合わせから、救急医療関係者の意識を高めるとともに、救急医療や救急業務に対する国民の正しい理解と認識を深めることを目的として、昭和57年(1982年)に厚生労働省によって定められました。





救急の日の前後には、各地で、住民の皆さんに救急について、理解を深めて頂くための救急フェアなどが開催されています。
4日には、津市や四日市市等で救急フェアが開催され、女性消防団員さんが心肺蘇生法の指導や大型紙芝居などで活躍される様子が報道されていました。
この週末の11日には、鈴鹿市で、「救急・健康フェア2016」が開催されます。
http://www.city.suzuka.lg.jp/topics/files/3082.html
(他にも各地で開催されると思います)
平成27年には、全国で約605万回、三重県で約9万回の救急出動がありました。救急車を見かけない日は無いくらい出動しています。
ぜひ、住民の皆さんにも、こうした機会に救急に関心を持って頂きたいと思います。

消防関連の日として、他に、消防庁が昭和62年(1987年)に、電話番号119と11月9日の語呂合わせで制定した「119番の日」と、全国消防機器販売業協会が平成3年(1991年)に制定した1月19日の「家庭消火器点検の日」があります。
救急科の学生たちも、こうした住民向けのイベントを担当することもあると思いますので、余裕があれば、市町や消防本部主催の催しを覗いてみるのもいいと思います。
本日の救急科は、生理学、観察と判断の講義、そして、プールでは、水難救助指導者の認定試験が行われます。(K.A)


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