そったく日記

三重県消防学校

献血功労者表彰を受けました

7月26日のブログ「消防職員救助技術東海地区指導会」にも記載したように、消防学校では、年2回、100名を超える献血を実施しており、このことが評価され、表彰を受けました。

三重県献血功労者表彰式が、2日の午後から、「献血運動推進について著しく功績のあった方や血液の確保について多大な功績のあった方を表彰することにより、その功績や貢献に感謝を示すとともに、献血思想の普及と献血意欲の高揚を図ること」を目的に開催され、29団体、62名の皆さんが受賞され、その中、消防学校は金色有功章を受けました。



消防学校は平成22年に銀色有功章を受けており、2度目の受賞となります。
今回受賞した金色有功章は、個人は献血100回以上、団体は活動歴20年以上が表彰対象となっており、長年にわたる消防学校の取り組みが評価されました。


普段の賞状を渡す側から今回は受領する立場となりましたが、改めて、決まりごとの多い消防礼式の重みを感じてきました。


消防が、救急搬送した住民の皆さんが、輸血によって救われることも多々あると思います。
これからも、救急、救助といった消防業務の先に必要となる血液の確保への協力を、皆さんには積極的に行って頂きたいと思います。




次回の献血は、初任科の卒業前に実施する予定です。
若年者の献血を増やすことが課題とのことであり、若い初任科生は、献血できるよう体調管理には十分注意し、1人でも多く協力して欲しいと思います。(前回は、18名が事前の問診で不可となっています)


消防学校では、このような由緒ある章を受賞できたことは大変な名誉であり、次は、金色有功章受賞後、引き続き活動に従事し、その功績が顕著で他の模範となるものと認められる場合が対象になる「日本赤十字社社長感謝状」も受賞できるよう、今後も献血活動を推進していきます。
本日(3日)は、初任科と水難救助指導者が訓練を実施し、初任科については、テレビ取材もありました。









水難救助指導者は、自らが限界を体験しないと、その克服方法も指導できないとの考えから、自らの限界にチャレンジする非常にハードな訓練を実施しました。
また、初任科も救助にかかる想定訓練が増えてきました。
入念な検討準備を行った教官や指導者の指導のもと、厳しい訓練を行うことが、人命救助につながっていきますので、初任科はじめ学生の皆さんには、強い意志を持って頑張って欲しいです。(K.A)
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