今日(4日)と明日は、毎年実施している小学生の消防学校1日体験入校が行われます。
県内各地から、4日は104名(参加は100名)、5日は97名の入校申込があり、小学生たち(4年生〜6年生)は、終日にわたり、訓練礼式、煙体験、消火器取扱、屋内消火栓取扱、消防車両見学と体験乗車、ロープ渡過、防火衣着装等の体験や初任科生の訓練見学を行います。
初任科生は、住民指導の一環として、A班が4日、B班が5日に小学生の指導にあたります。
(指導を担当しない班は、救助・機器取扱訓練を実施)
教えることは、2度学ぶこととも言われます。
指導するには、しっかりとした知識が必要となり、小学生からは、予期せぬ?質問もあり、悪戦苦闘しながらも答えることで、初任科生にとっては、今まで学んできたことの整理ができ、また、教官の苦労も少しは理解できたと思います。
初任科生は、普段見せることの無い笑顔で、学んできた成果を、少し誇らしげに教えていました。
参加した小学生たちは、暑い日でしたが活発に訓練を行い、夏休みの思い出になったと思います。これを契機に、今まで以上に消防や防災に関心をもって欲しいと思います。
また、初任科生にとっては、住民の皆さんにどう伝え啓発していくのかを考える機会になったと思います。
そして、子供たちに接して、消防士は子供たちのあこがれであることが、よく分かったと思いますので、その期待に応えられるよう、初任科生は、これからも頑張ってください。
この1日体験入校の実施にあたり、送迎や消防車の運転等でご協力頂きました各消防本部、消防クラブ、保護者の皆様に、厚くお礼申し上げます。(K.A)