そったく日記

三重県消防学校

最後の消防活動総合訓練

72時間予定していた消防活動総合訓練も、本日(30日)の3時間をもって、終了しました。
初任科生のみならず、3年目の教官にとっても、消防学校における最後の初任科訓練指導となりました。



入校以来、真夏の猛暑にも負けず消防活動訓練と救助・機器取扱訓練を行い、基礎技能の習得を図ってきました。
そして、初任科再開後の10月18日からは、習得した技能を総合的に発揮できるよう、消防活動総合訓練を実施してきました。
現場に近い事案を想定した訓練に励み、皆で対策を考えて取組み、現場における活動のイメージを掴むことで、少しは今後の不安も解消できたのではないかと思います。
一つとして同じ現場はありません。いろんな想定で実施してきた訓練の経験を重ね合わせて対処していく必要があります。
消防学校での訓練は終わりますが、これからも所属において、しっかりとした基本をベースに、様々な訓練を行い技能の向上を図っていかなければなりません。
これからは、より実践的で厳しい内容になると思いますが、自分を守り、住民を助けるため避けて通れない訓練ですので、気を緩めることなく、1日1日しっかりとやって欲しいです。
各消防本部では、本部の施設のみならず、消防学校施設でも訓練をされており、28日から本日まで四日市市消防本部が、29日にはプールで桑名市消防本部が訓練を行いました。
こうした所属訓練で、初任科生も消防学校へ来ることがあると思います。(K.A)



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