そったく日記

三重県消防学校

救急課程もあと1週間

救急課程も残すところ1週間となりました。
大詰めを迎えた今週は、外傷の現場活動、総合シミュレーション実習、事例研究などが予定されており、16日は各消防本部から9名の救命士にお越し頂き、「外傷の現場活動」が行われました。
ログロール・ログリフト・ボード固定、全身観察・車内収容後の活動、車外救出等の実技をした後、実技テストを行いました。

学生たちは熱心に取組み、外傷処置の基本を理解することができたと思います。
約2か月の救急科では、多くの医師や救命士の皆さんに指導を頂き、学生たちの知識技能も向上したと思います。ご協力頂きました皆様に感謝申し上げます。

学生たちは、救急隊員としての活動に不安もあると思いますが、習ったことを確実に身に付け、自信を持って活動にあたって欲しいと思います。
救急は奥が深く学ぶことは沢山あります。学生の皆さんには、現状に満足することなく勉強を続け、誰からも信頼される救急隊員をめざして下さい。

そして、20日の午後からは、初任科教育が再開します。初任科再開後は、消防活動総合訓練を主体にした課程が行われますが、休日も多く、すぐに卒業式を迎えます。
学生の皆さんには、所属に戻ってから戸惑うことの無い様、残された時間を有効に使って、消防や救急の業務を確実に遂行できるよう、今まで習った知識、技術を再確認し、自分のものにして欲しいと思います。
無駄な努力はありません。すぐに報われる努力は努力とは言えないと思います。結果が伴わなくてもあきらめずに一生懸命に取り組んで、さらなる向上につなげて下さい。(K.A)

三重県消防学校ホームページへ