そったく日記

三重県消防学校

救急課程も1週間

9月28日から始まった救急課程も1週間を過ぎようとしています。
救急科は、今までの初任科とは、内容も大きく変わり、救急医学、応急処置、解剖学、救急実技など医学・救急医療に関する知識習得を図ります。
昨日まで、救急業務総論、救急医学概論、応急処置総論・各論、解剖学、出血・一般外傷、気道・消化管遺物などの講義を受けました。



10月2日は、消防学校教官の「救急実務講義」、三重大学附属病院の副看護師長様による「感染症と予防」の講義、午後からは、四日市市消防本部の救急救命士さんによる「救急実技一般」の講義と実技が行われました。
実技では、声掛けをしながら、如何に負担少なく安全に搬送するかを意識して、徒手搬送やストレッチャー等器具を用いた搬送法を体験しました。


このように救急課程は、専門的な内容が多く、三重大学医学部教授、県内各病院の医師、看護師、各消防本部の救急救命士の皆さんのご協力を得て実施しています。
ご協力頂く皆様には、この場をお借りして、お礼申し上げます。




そして、来週1週間は各所属消防署での救急車同乗研修が予定されており、それぞれが現場体験をして、13日に消防学校へ戻ってきます。救急救命士資格をすでに取得している学生もいますが、ほとんどの学生にとっては、初めて学ぶことが多く大変だと思います。
救急隊員養成のため、お忙しい中、講義に来て頂く講師の皆様や地域住民の皆さんの期待に応えられる様、しっかりと学習して欲しいと思います。

今日は金曜日で全員、帰宅しました。寮室を整理し玄関前に集合した学生に、持ち回りで担当する教官が創意工夫をこらした訓示をした後、学生達は、予約したタクシーや徒歩により駅に向かいました。学生の皆さんは有意義な週末を送ってください。(K.A)

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