令和5年1月19日 4日目
本日は消防大学校から高橋助教授に起こし頂き、「危険物行政の現状と課題」についてご講義頂き、特別聴講として県内消防本部から13名の方に参加して頂きました。
講義最後のお話が特に印象に残っています。
『予防をすり抜けると救えない命がある』
特に危険物に関しては、セルフスタンドでの事故等が多く報道されており、予防(危険物)重要性が高まっています。指導・広報することで事故は減り、救えない命がでないよう、予防ですり抜けさせないことが重要であると感じました。
午後は危険物施設校外研修として昭和四日市石油株式会社四日市製油所さんにお邪魔しました。昭和四日市石油で行われている非破壊検査や危険物施設の見学。中京地区広域共同防災センターにある大容量泡放射システムを見学させて頂きました。
令和5年1月20日 最終日
津市消防本部から横山講師にお越しいただき、「違反処理」についてご講義頂きました。違反処理をする上で気を付けなければいけないポイントを中心に教えて頂きました。
危険物課程最後は研究討議発表です。5日間の短い課程ではありますが、日課外を中心に作成して頂きました。
修了式
研究討議の中にもあったように、危険物と聞くと苦手意識を持たれるのが現状です。事故を防止するためには危険物担当者だけでなく、全員で取り組まなければなりません。市民・事業者への指導も大切ですが、まずは職員の苦手意識を解消し、興味をもってもらうことが必要です。各消防本部の取り組みを参考にどのような方法で実施していくのが良いのか考えて頂き、少しでもよいので変え、継続して頂きたいと思います。
5日間本当にお疲れさまでした。
主担当 Y.A