そったく日記

三重県消防学校

消防学校グランドに家屋

本日(18日)、1月18日から始まる火災調査課程の実習科目である建物燃焼実験に使用する模擬家屋の建築が、消防学校グランドで始まりました。




火災調査課程では、完成した家屋内に、各種備品を取りそろえ、実生活場面に限りなく近い状況を設定して、毎回行っており、今回も、この家屋で火災を発生させ、消火後、現場検証を行い、出火原因の究明や火災調査関連書類を作成するなどの実習を行う予定です。



4.5畳の小さな家屋なのですが、完成には、2日かかるとのことで、早朝より建築作業が行われています。時間をかけて造って頂いた模擬家屋を有効に利用し、訓練の成果を上げていきたいと思います。
なお、訓練実施にあたって、十分な対策を講じるものの、近隣の皆様には、グランドから黒煙やすす等が発生しご迷惑をお掛けすると思いますが、訓練の趣旨をご理解頂きご協力賜りますようお願い申し上げます。


一方、現在、進行している指導救命士課程は最終日となり、今までとは趣の異なるプレゼンテーション技法(パワーポイント作成要領)の講義がありました。

指導者にとっては、教える技能も重要ですので、今後の指導に活用して頂きたいと思います。



また、特殊災害課程は、四日市市南消防署に出向いて訓練をしており、22日が最終日になります。その後年内は、25日の気管挿管フォローアップ研修を残すのみとなります。
新年を迎えると、救助課程が1月6日から、そして、火災調査課程が1月18日から始まります。
これらの課程以外にも、幹部科など多くの課程が、年明け後予定されており、充実した教育にするため、消防学校では、模擬家屋の建築を含め各種準備を着々と進めています。
入校予定の皆さんも、年末年始を挟みますが、健康には十分留意され、万全の態勢で入校して下さい。(K.A)
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