そったく日記

三重県消防学校

危険物試験に向けて頑張れ

16日の乙種第4類危険物取扱者試験を前にして、危険物規制、燃焼と消火、理化学と試験関連分野の効果測定が続き、本日は、最後の理化学の効果測定を実施しました。
危険物規制については、結果にバラつきがあり、昨日実施した燃焼と消火についても、研修日誌に思ったよりできなかったという記載もみられ、不安を持って試験に臨む学生もいると思います。


しっかりと知識を習得することが理想ですが、危険物取扱者免状がなければ始まらず、受験テクニックを駆使してでも、とにかく合格して欲しいです。
合格後は、必要な時に必要な部分を勉強して、しっかりとした知識をつけて、使える資格にしていけばいいと思います。

危険物の試験は、「危険物に関する法令」、「基礎的な物理学及び基礎的な化学」、「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法」の3分野から各10問(5択)出題され、それぞれ60%以上の正解で合格となります。
択一試験で60点なら、高いハードルではないと思いますが、苦手分野を無くすことが重要です。




10問の中には、簡単な問題と難しい問題が混じっており、簡単な問題は確実に、難しい問題でも基礎知識があれば、手も足も出ないということはないと思いますので、消去法で正解候補を2つぐらいに絞り込んで、あとは運に任せても、何とかなると思いますが、問題数が少ないので、計算ミス、問題の読み間違え、マークミス等のケアレスミスは致命傷になります。
試験時間は十分あり、授業で一度は聞いているはずなので、落ち着いて思い出すことができれば、ある程度正解を導き出せると思います。
昨夜も補講が行われました。
また、来週には、月曜日の補講と試験対策の授業が4時間予定されています。
出題はある程度パターン化されており、重点も分かるので、残された1週間、問題集をやり、その関連部分を集中して勉強すれば、学習が遅れている学生も十分取り戻せると思います。



もし、合格できなければ(無いことを願っていますが)、自ら、他府県や秋に三重県内で実施される試験に、申し込んで受験する必要があり、余分な労力が必要になります。
毎年、初任科生は90%前後(全国平均は29%前後)の合格率であり、やってきたことに自信をもって、また、風邪気味の学生は体調も整え、試験に臨んで欲しいです。
全員の合格を期待しています。(K.A)
三重県消防学校ホームページへ