初任科学生は、本日(20日)から玉掛技能講習を受講します。
玉掛(たまかけ)は、クレーンなどに物を掛け外しする作業のことで、移動式クレーン等による玉掛作業に従事するには「玉掛技能講習」を修了することが必要で、消防の活動には必要となる資格です。
今日と明日の2日間、学科を受講し、最後に筆記試験を受けます。
そして、22日から、講習定員の関係から3班に分け、3日かけて、既取得者を除く全員が、津市にある日本クレーン協会三重支部に出向き、実技試験も含め1日の実技講習を受けます。
一方、残りの2班は消防学校において、終日、救助・機器取扱訓練と消防活動訓練を行います。
先に受講した小型移動式クレーン技能講習は全員が合格しました。
16日に受けた乙類第4種危険物取扱者試験の発表はまだ先ですが、心配している学生もいます。
今回の玉掛技能講習は、決して難しい試験ではありませんが、昨年の初任科生は、小型移動式クレーンより苦労していたので、油断することなくしっかりと講義を聞いて、全員が合格することを願っています。
これからも消防学校生活において、訓練をはじめいろんな場面で失敗もあると思いますが、失敗しながらも、一つ一つクリアしていくことが、成長につながります。
失敗はしても、引きずらないように、気持ちを切り替えて、頑張って欲しいです。
水難救助課程も今日から始まり、現在、入寮の手続きが進んでおり、11時から入校式が行われます。(K.A)
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