そったく日記

三重県消防学校

鈴鹿市消防本部がプールで訓練

本日(2日)と明日、鈴鹿市消防本部が、消防学校のプールを使って、午前中、水難事故初動対応訓練を実施します。
本日は、15名の隊員が参加されました。
この訓練は、水難事故の増える夏を迎えるにあたり、先着隊に求められる車両積載資器材を活用した救出要領と潜水救助隊との連携要領についての知識、技術の習得を目的にしています。
ライフジャケットの装着、陸上からの救助、入水しての救助などを繰り返し実施していました。



水難事故対応経験の少ない隊員が中心であり、指導者の説明を熱心に聞いて、訓練に取組まれていました。
水難事故が起こらないことが理想ですが、もしもの時には、あわてることなく習得した技能を発揮して欲しいと思います。
一方、初任科は昨日と同様、小型移動式クレーン運転技能講習(実技)、救助・機器取扱訓練、消防活動訓練を分かれて実施しました。(土曜日まで繰り返します)



放水しながら、前後左右に移動する等、訓練の難度も徐々に上がり、この季節にしては、さわやかな日であったにもかかわらず、体調不良者が出るなど、暑さとの戦いもありますが、反復することでしっかりと基本技術を身につけて欲しいです。

そして、夕方からは、プールでの体力錬成、課外訓練と続き、初任科生にとっては、長い1日となりました。(K.A)
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