本日(22日)、初任科は、玉掛け技能講習に1班が出向き、残った2班が、消防活動訓練と救助・機器取扱訓練を実施しました。
どちらの訓練も50時間近く実施してきており、より実践的な内容も組み込まれ、訓練ブースを細分化した少人数単位での訓練になってきました。
また、蒸し暑い日が多くなり、熱中症との戦いも本格化してきました。
一方、水難救助課程は、午後から、インターバル、全装備潜降浮上などの基本訓練を行いました。訓練内容も徐々にハードなものになっており、指導者の厳しい声も飛び交っていました。
明日は、鳥羽海上保安部の職員さんにもお越しいただき、事例研究と基本訓練を実施します。
このように、消防学校の課程は、指導者や外部講師など多くの皆さんに支えられて実施しています。
この水難救助課程には、水難救助課程の修了者を含め多くの消防職員さんが見学に来られています。学生(水難課程のみならず初任科も)にとっては、いい刺激になると思います。一方、見学者の皆さんにとっても、本格的な水難救助訓練を目にする機会は少ないと思いますので、貴重な機会になると思います。見学者の中から水難救助課程への入校希望者が出てくることを期待しています。
消防の要はチーム力です。そのためには、全員の力を一つの方向にそろえることが重要であり、消防学校生活においても、グループメンバーがお互いに理解し合い、心で結ばれた集団となって、皆の力で課程を終了して欲しいです。(K.A)
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