そったく日記

三重県消防学校

寮室フル稼働

三重県消防学校の寮室定員は、男性27室(定員4人)と女性4室(定員3名)の計120名となっています。

現在、初任科生が102名入校しており、男性2部屋、女性2部屋しか余裕がなく、現在、入校している水難救助科の皆さん(指導員12名、学生20名)は、空き部屋や多目的室(畳48畳)を利用しています。
そして、明日からは、気管挿管追加講習に20名が1泊で入校します。


水難救助科は、明日から、海洋訓練のため、三重県南部の志摩市に1泊で出向くため、一旦その部屋を片付けて、気管挿管追加講習の学生が利用するという綱渡り状態です。
昨年と今年は初任科生の人数が多く、初任科と同時開催の課程については、多目的室利用になります。
短い期間ならともかく、水難救助科は2週間、秋の救助科は1か月と長く、今、入校中の水難救助科の皆さんは生活面での苦労もあると思いますが、入校目的達成のため、頑張っています。
昨年度は、救助科を寮室の関係で、初めて冬に実施しましたが、寒い中での訓練より大部屋を選ぶ意見が多く、今年度は例年通り秋に実施します。
少々不便な生活より訓練の成果を望まれる消防職員さんの熱意を強く感じます。
こうした寮生活を送りながら、本日、初任科は、先週に引き続き、救助・機器取扱訓練と消防活動訓練を午後から実施しました。写真を見ても分かるように、かなり実践的な内容になってきました。



一方、水難救助科も、今週から応用訓練が始まり、より実践的な内容(アンカー設定、コンパスナビゲーション、環状検索など)の訓練を行いました。



そして、明日は、7時40分に志摩市浜島町に向けて出発です。
万全の体調で、部屋の片づけも完璧にして、海洋訓練に向かって欲しいと思います。
また、今夜は19時から事例研究発表、29日は学校に戻ってから急流救助の座学(18時30分から)、30日は19時から夜間訓練が予定されており、非常に過密で長い1週間になりますが、体調管理には十分留意して乗り切って欲しいです。(K.A)

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