そったく日記

三重県消防学校

危険物課程が終わりました

大雪の16日から始まった危険物科危険物課程も、20日に無事、修了しました。
この5日間、危険物にかかる法令、危険物化学、危険物行政、危険物施設での事故調査・事故事例、危険物施設立入検査実務等を学ぶ他、四日市市内の製油所に出向いた危険物施設校外研修、研究討議発表を行いました。



研究討議発表では、日課が終わった短い時間で、各班がそれぞれ課題と思うテーマの調査研究を行い、その結果を発表しました。
住民への危険物取扱の啓発、特定の職員が担っている危険物に多くの職員が関わる機会の創出・人材育成、ホームセンターの指導について等の研究発表がなされました。
危険物は生活に欠かせないものであり、扱いを誤れば大きな災害にもなりかねず、その危険性や取り扱い方法を住民に理解してもらう啓発業務は重要であり、そのためにも、職員の知識の向上は欠かせません。
今回、危険物業務を担当していない職員の皆さんも多く入校していました。
理屈が説明できるようにならなければ、その仕事が「できる」とは言えません。
専門性の高い分野ですので、引き続き、知識の習得に励んで頂き、以前の課程修了者と協力して、各所属の危険物対応力の向上に尽力頂きたいと思います。(K.A)
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