そったく日記

三重県消防学校

七夕に願いを込める

 明日は七夕です。ふと…そうだ!!「目標や希望を書こう!!」なんて思い立ち、画用紙に竹を描き、学校関係者や全学生に書いてもらいました。
 学生には、「どーせ書くなら、でっかい夢とか希望を書けよ。」と促し、食堂横の廊下に貼り出してみました。
















 さて、訓練はさらに本格化しており、救助機器取扱訓練は「応急はしご救助」「登はん」「降下」「渡過」と6月末から実施しています。特に「応急はしご救助」は、まだまだ未熟ですが、班員で話し合い、少しでも良くしようとしています。学生は自分の事に精一杯で、連携するまでには至っておらず、教官からの指摘も多い状況です。
















 また、学生は「登はん」「降下」「渡過」を楽しみにしていたようで、根拠のない自信が折られ凹む学生や成功した達成感を味わった学生など、それぞれでした。































 ちなみに、「応急はしご救助」とは、三連はしごを使用し、高所に取り残された要救助者を救助ロープの先端に縛着して救助する方法です。初任科の到達目標の一つとして位置付けています。
 最後に…今年度、6名の女子学生がおり、女子だけのチームTシャツを作ったらしく、左胸に女子学生の名前入りとなっています。全教官は女子学生の斡旋により購入しました。私自身は左袖に好きな「百錬自得」という言葉を入れてくれる配慮もあり、少し気に入っています。













 梅雨から夏へと移り変わる知らせのように、消防学校内に蝉の鳴き声が聞こえ始めました。班替え・部屋替えもあり、入校当初の気分から蝉のように土から抜け出し、脱皮・成長してほしいと七夕に願いを込めます。(D.Y)


三重県消防学校ホームページへ