そったく日記

三重県消防学校

模擬査察(初任科55期)

 朝から雨。夕方になってようやく止んできた。
 査察の授業は今日で最後。午前の講義に続いて午後から査察実習。
 消防の査察は、防火対象物の関係者が、自主的に履行すべき消防法令等の遵守状況について、消防法に基づき行政監督の立場からチェックし、当該法令等を履行させるために行われる。
 実習では、消防学校の管理教育棟を複合ビルに、宿泊棟をホテルに、屋内訓練場を工場(少量危険物倉庫含む)に見立て、会社役員や管理者、その他役柄に扮した教官を立会者として、学生は模擬査察した。
 学生は、立会者役の教官に、消防基本六法を携え、消防用設備の設置・維持管理状況、防火管理者の選任の有無、消防訓練の実施状況、危険物を貯蔵する場所等の管理状況などの調査を行い、必要に応じ口頭指導を行った。
 今日の実習では、立会者役の教官から問いただされたり、不勉強を指摘されたり、すこしバタバタする班も見受けられた。この経験を生かしつつ、今後知識を深め、対応力を付けて、自信をもって臨めるようになって欲しい。(M.S)
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