そったく日記

三重県消防学校

秋の火災予防運動11月9日~15日

 11月9日~15日、日本全国で秋の火災予防運動が行われているのに合わせて、11月11・13日に三重県消防学校で初任科生による査察実習を行いました。

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 消防の査察は、防火対象物の関係者が、自主的に履行すべき消防法令等の遵守状況について、消防法に基づき行政監督の立場からチェックし、当該法令等を履行させるために行われています。

 査察実習では、消防学校の管理教育棟を複合ビルに、宿泊棟をホテルに、屋内訓練場を工場(少量危険物倉庫含む)に見立て、会社役員や管理者、その他役柄に扮した教官を立会者として、学生は模擬査察を実習しました。

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 学生は、立会者役の教官に、消防基本六法を携え、消防用設備の設置・維持管理状況、防火管理者の選任の有無、消防訓練の実施状況、危険物を貯蔵する場所等の管理状況などの調査を行い、必要に応じ口頭指導を行った。

 立会者役の教官から問いただされたり、不勉強・準備不足を指摘されたり、少しバタバタしたり、時間内に査察を終えることができない班も見受けられました。

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 講義の中で話をした笹子トンネルでの事故で家族を亡くした家族の言葉を思い出して欲しい。
「あなたたちは本当にわかっていますか?1人ひとりプロの意識がなかったがゆえに私たちの家族は亡くなりました。・・・・」
現在、消防のプロとしての意識はありますか?どの仕事に就いたとしても消防のプロとして業務を遂行できますか?準備はできていますか?

 消防の仕事は警防、救助、救急、予防、総務等、色々ある。どの仕事に就いたとしても消防のプロとして業務を遂行できるように、今まで学んできたことを再度見直して12月からの勤務に向けて準備をするように。


Y.A