「時が経つのは早いもの」とよく言われますが、つくづく3年間の教官派遣は「あっ」という間でした。人を育てることの難しさを実感するとともに本当に楽しい時間を与えていただきました。
本日、朝から県庁で防災対策部長から併任解除辞令と感謝状をいただいてきました。これをもって私の「教官」期間が終わりました。
あらためてこの幸せな時間は、支えてくれた学校関係者の皆様をはじめ、背中を見せてくれた先輩教官、頼りにした後輩教官がいたからこそで、感謝しかありません。「ありがとう。」
また、担当した専科教育のはしご自動車講習、初級幹部科、火災調査科、救助課程、指揮課程、中級幹部科の皆さんとのつながり。「元気にしていますか?」「ありがとう。」
そして、初任科第53期、第54期、第55期の本当に本当に可愛い約260名の教え子たち!!「諦めず素直に謙虚に、常に全力で一生懸命に取り組んでいるか?」「ありがとう。」
この多くの出会いはかけがえのない財産となりました。すべては皆さんのおかげだと感じています。
「おい!!第53期、3年経ってボチボチ一丁前になったか?後輩に背中で語れる消防人たれ!!」
「おい!!第54期、後輩ができて「あぐら」かくなよ。諦めず、心熱く、泥臭く、常に全力、一生懸命、ひたすらに百錬自得!!」
「おい!!第55期、まだまだ右も左もわからんところやろ。やらないことは成功の反対語。失敗は成功へのプロセスや。失敗を恐れるなかれ。」
約束しよう。いつかきっと成長したお前たちの自慢話を酒の肴に語らうぞ!!
最後に、私もまだまだこれからです。この「消防」という天職を全うしたいと思います。
ありがとうございました。(吉川)