そったく日記

三重県消防学校

年末を迎えて

平成28年の業務最終日となる本日(28日)は、小雪が舞う寒い日となりましたが、課程も施設利用も無く、また、多くの教官が振替休暇を取得しているため、とても静かな学校です。
例年通り、学生がいない時は、光熱水費削減のため、暖房は使用せず、ストーブで対応しています。





平成28年を振り返ると、1月には2度雪が積もり、講師の到着を心配したことや多くの職員がインフルエンザで休む(学生には感染しなくてよかった)等がありましたが、3月までの課程を無事終えることができました。
そして、4月には、新たに消防職員教官2名と県職員2名を迎え、平成28年度がスタートしました。4月7日に入校した初任科生は、初任科、救急科を無事に終え、12月6日に卒業していきました。



並行して、水難救助科、救助科、消防団教育を、初任科卒業後には、指揮課程、はじご自動車講習、気管挿管講習、自衛消防隊(一般)教育を実施しました。












学生のアンケートからも、満足してもらえる課程にすることができたと思います。
訓練中、怪我はありましたが、ほとんどが軽症であり、また、台風の接近は幾度となくあったものの課程実施に大きな影響もなく、三重県消防学校にとっては、比較的、平穏な28年ではなかったかと思います。
しかし、全国に目を向けると、平成28年は、各地で地震や大規模火災が発生する等、消防の出動も増えており、消防職員は、いつ起こるか分からない災害に備え、日頃から、知識、技術の向上に努めなければなりません。

年明け後は、1月11日からの中級幹部科、自衛消防隊(特定)から始まり、3月10日まで課程は続きます。
それぞれの課程の準備も着々と進めていますので、入校予定の職員の皆さんは、年末年始、業務も忙しくなるとは思いますが、体調を整えて、入校して下さい。



皆様には、今年もブログをご覧いただき、ありがとうございました。
来年も、消防学校の様子を書いていきますので、よろしくお願いします。
良いお年をお迎えください。(K.A)

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