暖冬の影響からか、例年よりも比較的過ごしやすい日々が続いている今日この頃、本日(2月17日)から初級幹部科第41期教育が開講しました。
初級幹部科は消防士長の階級にある指導的立場の者が、幹部としての災害対応能力、管理能力の向上、それに伴う知識を身につける目的で、今期は県内14消防本部から25名が入校しました。
平均年齢33歳。各所属においても直接、後輩隊員達の指導に近い距離で日々あたられている方達ばかりであると思います。
既に高い能力をお持ちの方々ですが、この2週間の課程で、更に己に磨きをかけ、組織に還元してもらいたいと思います。
課程1日目の今日は、入校式に続き、副校長による「幹部の心構え」についての講話、午後からは大阪市消防局宇藤講師にお越しいただき、「小隊長の活動要領」についてご講義いただきました。
多くの災害出動実績を持つ大阪市消防局様の経験に基づいた、実戦的な内容をお話しいただき、自分自身も大変興味深く聞き入っていました。
今週水曜日からは、実科訓練として「小隊指揮訓練」を開始します。今日の講義で活動のイメージが沸いたのではないかと思います。
「経験」はお金では買えません。
この2週間、訓練では多くの失敗をしていただき、自分自身の「経験」としてもらいたいと思います。
担当教官RK