そったく日記

三重県消防学校

第30期警防課程はじまる

 くもり時々はれ。鈴鹿の山は雪雲に覆われる。
 今日から、火災防ぎょ等警防対策に関する専門知識と技術の習得を目的に、警防科警防課程(第30期)教育が始まり、25名が入校した。平均年齢は32歳。
 期間は、2月1日まで。火災防ぎょを中心に、安全管理、多数傷病者対応、機関運用、防災などの講義とともに注水技術、救助、小隊活動などの訓練に取組む。また、民間企業の協力を得て、EV・PHV・FCV車等の救助、シャッター開放、CAFS(圧縮空気泡消火システム)の対応も訓練する。
 今日は、入校式に引き続き、「消防戦術と安全管理」「多数傷病者対応」などの講義を行った。県内の火災件数は10年前に比べると30%ほど少なくなっており、27年から29年は600件台となっている。学生の皆さんには、寒くて大変とは思うが、もう一度基礎を確固にするとともに、新しい知識や技術も積極的に吸収していただき、今後の適切かつ効果的な活動につなげてほしい。(M.S)
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