そったく日記

三重県消防学校

初任科59期救助機器取扱訓練 開始

令和4年4月21日 雨

救助機器取扱訓練 訓練初日

『人命救助の第1歩』

 

訓練の始めは救助員点検。

「服装の乱れは心の乱れ」

この訓練では救助活動に不可欠な「細心の注意能力」を確認・向上させるための訓練。靴を磨き、活動服にアイロンをかけ、ボタン一つ、靴紐一本の処理にまで注意を向ける心構えは現場のあらゆる事象に目を向ける注意力につながる。

 

初めての救助員点検は編上靴が磨かれていない、活動服にアイロンが掛けられていない学生が多くいた。また、仲間の服装の不備を見つけることができない学生がほとんどであった。

これから訓練時は救助員点検を毎回行う。指摘箇所0目指し、初任科59期全員で頑張っていくこと。

 

基本結索訓練。

「おまえたちの行った結索に自分・仲間・要救助者の命が掛かっている。」

今日の訓練で指導した結索は基本となる結索ばかり、まずは基本の結索方法を体で覚えるまで訓練すること。その日学んだことはその日内に必ず復習しておくこと。救助機器取扱訓練では訓練ごとに新しい技術を指導していく。できないままにしていると訓練についていけない。


救助機器取扱訓練では①全力で訓練をやる。②全力で声を出す。(意図開示・確認呼称)③全力で復習(訓練)をする。この三つを守り、救助機器取扱訓練を行うこと。

 

「消防は準備がすべて。」

常に災害に出動できるように準備すること。

 

副担当 Y.A