そったく日記

三重県消防学校

救助機器取扱訓練 出動指令

7月21・22日

応急はしご救助

 最後の応急梯子救助訓練、安全確実迅速性を重視する訓練ブースと活動しにくい現場での活動方法習得するブースで訓練を行いました。

検索救助(白煙あり)

 今回は実際に部屋の中でスモークマシーンを使用、学生にはヘッドライトを1つ使用させ訓練を行いました。

 

 

7月28・29日

想定訓練

 本日は1日中訓練。火災救助・低所救助・交通救助の3想定行い、今まで訓練で指導してきた救助方法・資機材を使用して活動を行います。

 

①火災救助 2階に要救助者2名、1名は意識あり、もう1名は意識なし。

※本来であれば防火衣着装で訓練ですが、本日は1日中訓練のため、熱中症対策で活動服で実施。

②低所救助訓練

作業員が高所(約7M)から転落。

 

③交通救助訓練

 車同士の衝突事故。軽自動車の車内に1名、普通自動車の車内に1名、タイヤに挟まれた要救助者1名。軽自動車は事故の衝撃により落下危険あり。

 本日の訓練から今年度新たに購入して頂いたタブレットを使用し、学生の訓練動画を学生同士で撮影、撮影した動画は訓練後の検討会等に活用しました。

 本日の想定訓練では各ブース2回訓練しており、1回目は自信の無さが出て全体的に声が小さく、上手く活動できなかった。訓練後の検討会で反省をし、2回目訓練を行いました。2回目では1回目の失敗を生かし1回目より良い活動になっていました。

 現場活動は失敗は許されない。すべてが初めての現場・状態で同じ現場はない。1回目から成功させなければならない。やり直しはできない。本日の活動の多くは失敗だった。

 人は失敗することで成長する。今日失敗したことは必ず訓練をして2度と失敗しないようにする。資機材の取り扱いが分からなかったものは資機材取り扱い訓練をしておくこと。

 

  来週は救助機器取扱訓練、消防活動訓練の筆記・実技の効果測定がある。自主訓練の成果を発揮し試験に合格できることを期待している。

 

初任科副担当 Y・A