そったく日記

三重県消防学校

救助・機器取扱訓練

 
 5月27日

 今日は、全国的に高気圧に覆われ、5月としては記録的な暑さとなり、全国250地点で真夏日が記録されました。消防学校のある鈴鹿市もとても暑い一日でしたが、初任科生は元気よく午後からは「救助・機器取扱訓練」に取り組みました。
 106名の学生が3班に分かれて、『器具結索』(管槍、ホース、単梯、ポリ缶、とび口等)、『身体結索』(二重もやい身体結索、三重もやい結び、コイル巻身体結索、座席結び)、『三連はしごの引綱結索』及び『基本結索(もやい結び、ちょう結び、フューラー結び、8の字結び、止め結び等)の結索訓練を順に行いました。
 このうち、『身体結索』は、屋外訓練施設(AFT消火施設)を使って、2人ペアで1階、2階に分かれ、互いに連携し、声を掛け合い、より実戦を想定し、実際に器具を吊り下げる訓練を行ないました。
    
 結索はこれまで屋外訓練場等々で訓練を重ねてきましたが、いざ、”現場”で取り組むと、吊り下げられているロープに結束する場合はロープにテンションがかかったりして、平面で結索している要領とは勝手が違うこと等をこの日の訓練を通じて感じたところでした。
 今後、救助・機器取扱をはじめ、各訓練はより実戦的な内容へとステップアップしていきます。これまで学んできた基本結索等は早く全員が正しく確実に習得できるよう取り組んでいきます。(HH)