そったく日記

三重県消防学校

救助課程3日目、4日目終了!

 救助課程1週目が無事に終了。

 3日目の9月8日(木)の午前中は、「火災性状」の講義と燃焼実験室での「安全管理」を実施。

 火災現場における燃焼過程や火災の性状について、正しい知識を身に着け、活動隊全員が共通認識を持って活動することで、安全で効率的・効果的な活動に繋がります。

 午後からは、救助員点検、基本結索、資器材取り扱いを実施。

 全員で円陣を組み、総代の声出しで士気を高めてから、最初の訓練開始!

 

「救助員点検」

 服装の乱れは心の乱れ、わずかな服装の乱れが事故発生の要因となる。救助活動に不可欠な細心の注意能力向上を図ります。

 

「各種操法に使用する結索要領、懸垂ロープ設定要領等」

 先人たちの知恵と技術を受け継ぐため、消防救助操法に使用する結索を習得し、救助隊員としての土台を築きます。

 

 4日目の9月9日(金)の午前中は、確保要領、登はん、降下を実施。

 

 午後からは、ロープ渡過、斜登、斜降下、身体懸垂を実施。

 一日通して、ハードな訓練内容でしたが、仲間を励まし、仲間から励まされたりして最後まで全力で取り組みました。この声による力は、今後の救助活動における要救助者への声掛けに繋がっていくはずです。

 

 来週から支援いただく6名の救助課程支援隊員が、2日間の事前訓練のため集結。

 支援隊員の皆さん、「心・技・体・知」の伝承、よろしくお願いいたします。

 

 救助課程2週目も全力で訓練に取り組んでいきます!

 

担当:Y.K