そったく日記

三重県消防学校

特別聴講を兼ねた講義を連日開催

現在、消防学校では、指導救命士課程と特殊災害課程が行われています。
両課程とも、専門的な内容が多く、外部講師のご協力を得て実施しています。
合わせて、外部講師の講義は特別聴講として、各消防本部の職員さんにも聴講頂いています。
昨日は、指導救命士課程において、昭和女子大学の山崎教授に、教育技法の講義をして頂きました。
本日(15日)は、特殊災害課程の特殊災害概論を消防大学の棚澤助教授に講義頂き、明日も、毒劇物・化学物質中毒の基礎知識の講義に(公財)日本中毒情報センターからお越し頂きます。
特殊災害概論では、「特殊災害とは」から始まり、過去の特殊災害、NBC災害の特性、特殊災害の安全管理などについて、4時間の講義をして頂きました。



参加者(学生18名、特別聴講30名)は、真剣に聴講し、より確実な知識の習得につなげることができたことと思います。
そして、特殊災害課程は、18日と21日に四日市市南消防署、名古屋市消防局に出向き、化学隊活動要領と想定訓練、BC災害対応訓練を実施します。
来春の伊勢志摩サミットや海外でのテロ発生もあって、テロ災害への関心も高まっています。
また、私たちは、多くの化学物質に囲まれて生活しており、工場等において事故が発生するリスク等もあり、消防職員の皆さんには特殊災害の十分な知識と対応能力をつけて頂きたいと思います。(K.A)

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