本日、特殊災害課程(第9期)が開校し、3日目となりました。
2月15日(2日目)
①テロ対応活動要領、装備品展示
三重県警察 警備部機動隊から4名の講師による、講義と装備品の説明等を受講しました。
警察の任務、消防の任務を共有することで、繋がりが深まった内容となりました。近年、多種多様する災害に備えて他機関との情報共有をする場によって、災害現場での連携に繋がります。
是非、次回もよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
②特殊災害活動要領、特殊災害事例
四日市市消防本部 南消防署 鈴木講師
特殊災害活動要領の講義では、特殊災害の知識や活動要領を学び、18日に活動訓練を実施します。鈴木講師は、消防大学校でNBC災害コースを受講され、本課程にフィードバックするために資料と訓練計画を作成・準備をしていただきました。本当に感謝しております。
2月16日(3日目)
①爆発物災害概論 高圧ガス災害概論
三重県防災対策部 濱口講師 小林講師
花火は夏場になると癒されます。しかし、花火は爆発物(火薬類)で製造工程、花火大会において、大惨事になることがあります。危険性の再認識ができたと思います。
高圧ガス災害概論では、身近にあるプロパンガス、タンクローリー、コンビナートにある高圧ガス貯槽等の危険性を学びました。日常生活で必要不可欠な物ですが、災害となれば被害が拡大します。
三重県防災対策部の濱口講師、小林講師ありがとうございました。
②特殊災害活動訓練 部分訓練
トリアージ訓練
化学防護服(レベルA、レベルC)着装訓練及び脱着訓練
化学防護服(レベルB)の着装訓練及び脱着訓練は、各消防本部の宿題としました。
初動訓練 出動指令から現場到着まで(教官展示のみ)
化学防護服(レベルA)要救助者救出、情報共有訓練
訓練をやってみて、『課題と気づき』、訓練後の振り返りでたくさんの発言がありました。大切ですね!
乾的除染、部分水滴除染(教官展示のみ)
緊急除染+α
各消防本部で特殊災害訓練は、『時間がかかる、資器材の準備・撤収・人員等で訓練頻度が少ないと思います。』部分訓練で要点を実施すれば約半日で一通りの訓練が出来ました。
本日の気づき、、、『訓練で得た課題・気づきを共有し、工夫とアイデアを生かす。全ては、要救助者と隊員の命を守るためです!!』 T.M