そったく日記

三重県消防学校

特別科指揮課程(第9期)始まる

 本日から5日間の特別科指揮課程(第9期)教育が開講し、県内消防本部から20名の消防職員が入校されました。

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 この課程は、指揮者として必要な現場指揮能力及び専門的知識と技術を習得することが目的となります。座学から始まり、現場指揮基本訓練、現場指揮応用訓練とタイトなカリキュラムとなりますが、訓練を通じて多くの気づきを得て欲しいと思います。

 

 午後は、横浜市消防局の長田講師から『現場指揮要領』に関するご講義をしていただきました。

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・指揮隊の任務・重要性「消防隊員の安全管理に配意し、消防力を最大限発揮させ、関係機関と連携して、迅速な人命救助活動を行い、災害による被害を軽減させる。」

・安全管理の基本原則「消防本部で負傷者、殉職者を出さないという強い意思表示が大切!」

 講義中に印象に残るところを抜粋させていただきました。

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 長田講師が過去に経験された災害事例をいくつか紹介していただき、「長期化する災害現場で如何に職員の士気を高めるかが重要です。」心に響きました。

 また、学生からの事前質問に回答していただき、充実した時間を過ごせました。ありがとうございました。

 

指揮課程:主担当T.M