そったく日記

三重県消防学校

特別科指揮課程折り返し!

特別科指揮課程第8期教育は、3日目を終えて折り返しを迎えました。

 

2日目は、津市消防本部の駒田講師から、「指揮者の心得」と題して、指揮者の役割や指揮活動の目的、管理・指揮・監督しやすい環境作り等幅広くご講義いただきました。その後、同じく津市消防本部の奥山講師にも加わっていただき、指揮板作成のトレーニングを行いました。学生の皆さんは慣れない指揮板作成に悪戦苦闘していました。最後の科目は、「現場指揮基本訓練」として、PCで作成した火災現場のシナリオに基づき指揮活動のトレーニングを行いました。訓練には学校教官も参加し、良い雰囲気の中で訓練を行うことができました。
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3日目は、学校教官による火災性状確認と注水訓練から始まりました。この訓練は、建物火災時に起こる燃焼過程の確認と、緊急時等に行う注水要領の習得を目的に行いました。本日のメイン科目は、松阪地区広域消防組合消防本部の道明講師、中川講師、村主講師をお迎えして、「現場指揮応用訓練(耐火構造建物編)」を行いました。実際の災害事例をベースに作成していただいた6つの想定に学生の皆さんは、緊張感を持って訓練に取り組んでいました。
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道明講師のお話にもありましたが、災害現場での失敗は許されませんが、学校(訓練)での失敗は許されます。残り2日間、学生の皆さんは、失敗を恐れずに全力で“指揮活動”してください‼

担当教官:TK